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疫病による人類滅亡を予言した驚愕のSF 柴田元幸氏推薦!
2073年のサンフランシスコ港の近く。文明を知る、ただ一人の生き残りの老人が孫たちに、〝赤死病〟による人類滅亡と文明崩壊の過程を話して聞かせる。感染率が極めて高く、顔や体中が深紅の色に変わり、短時間で死に至る〝赤死病〟が2013年に大流行した。老人は当時27歳で大学教授をしていたが、講義中に学生が発症し、教授は「感染が疑われる者」として急に避けられるようになる。やがて疫病が終息し、そこに現れた世界とは……。
人口が急増した中国の絶滅を図るため細菌兵器による戦争を描いた衝撃のSF「比類なき侵略」、二作に連なる地球規模の文明観が展開されるエッセイ「人間の漂流」を併録。
解説=大矢健
「ジャック・ロンドンは現在を凝視し、過去を透視し、未来を幻視した。
だから彼が、二〇二〇年の世界を予見していたかのように思えても驚くにはあたらない。
……まあでも驚くけど。」--柴田元幸氏
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