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前書となる第5版増補は東日本大震災が発生した直後の2011年(平成23年)5月に発行し,約9年が経過した。この間,津波に対する設計方法を始め,特定天井やCLT構造等に関する各種構造関係法令等の改正があった。さらに,基礎杭の支持層未達による建築物の沈下や免震装置の偽装事件,地震によるブロック塀の転倒など,構造の安全性の確保に対して社会的な関心や要請が高まったといえる。
本書は,2020年(令和2年)5月時点の法令,学会規準等に対応を図り,すべての章を見直した。とりわけ3章は建築基準法および施行令等の構造関係規定に基づく構造計算を体系的に整理し,木造,既存建築物への増改築,エネルギーの釣合いに基づく耐震計算に関する規定等を追加した。5章には近年の木材利用の促進を反映してCLT構造を追加し,13章にその他としてあと施工アンカー,特定天井等の項目を設けた。
本書は「現場必携 建築構造ポケットブック 第6版」を拡大し,机上版として発行するものです。
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