1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
政治・経済・テクノロジーの激流にのみこまれ自閉した「スポーツ」を救済する、闘争的・情熱的スポーツ文化批評
ゲームの刹那への愛が、厳格な批評と並び立つ。
遊戯的なサッカーの未踏の領野へ、不可視の祝祭のスタジアムへ!
スポーツをめぐる現実的な問題に触れながら、サッカーそしてスポーツを真に愛し、体験するための9つの原論――起源・伝播・儀礼・本能・陶酔・戦術・遊戯・時間・ファンダム――を展開。その〈理念〉と〈美学〉と〈遊び心〉を語る!
【目次】
まえがき
前半
0 序論 「サッカー批評」とは世界批評である
1 起源論 身体のアルカイックな分節
2 伝播論 身体帝国主義の流れに抗して
3 儀礼論 サッカーをいかに「想像」するか
4 本能論 遊戯の消息、筋肉の機微
5 陶酔論 ドーピングの淵から
ハーフタイム
後半
6 陶酔論[続] 身体の自然を愛すること
7 戦術論 互酬性のリズムに揺れながら
8 遊戯論 カーニヴァル、賭博、あるいはブラジルのホモ・ルーデンス
9 戦術論[続] サッカーにおける「第三のストラテジー」
10 ファンダム論 フットボール民衆神学
11 時間論 ピッチの上のニーチェ主義者
アディショナルタイム
「サッカー」が終焉する残照のなかで
フチボールの女神への帰依を誓うこと
夜の祝宴
曲がった脚の天使たち
あとがき
*『ブラジルのホモ・ルーデンス』(月曜社)の目次・書籍構成を一新。本文を改訂し、新しい論考や写真・図版を多数加えた2020年完全版。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。