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ヒトのからだを単なる部品の寄せ集めではなく全体として理解できるよう工夫。「よくみられる病気」、「臨床関連事項」、「クリティカルシンキングの応用」も充実。これにより学習した解剖生理学の知識を疾患や臨床に結びつけ、応用力を養えるよう構成。医療従事者がヒトのからだを理解することは重要だが、直接みえないものの理解は難しい。人体解剖により通常では直接みえない筋肉や内臓の構造、神経や血管の走行を理解できても、各器官の連携は頭の中で知識を整理し統合しなければならない。本書は、その知識の整理と統合が容易にできるよう、簡潔にわかりやすく記載。イラストはカラーでわかりやすいのはもちろん、各解剖図が全体のどの部分を示し、どの方向からみた図なのかわかるようになっており、初めてみる図でも容易に理解できる。各系統器官の働きの解説だけでなく、ホメオスタシス(恒常性)の維持への関わり、他の器官との連携についても記載。
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