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表現の重複は、「量の公理違反」という語用論の問題でしかないのだろうか? 実際には、重複表現は言語の至るところに遍在しており、その自然さは、言語によって、また構文によって異なる。「冗長性」として忌避される重複だけでなく、許容される重複、好まれる重複、果ては「一致」「呼応」「同族目的語」「係り結び」の名のもとに文法システムに取り込まれて必須のものとなる重複まで、さまざまなものがある。本書は、現代日本語と現代中国語における重複表現の自然さを、文法の観点から記述分析し、重複と文法の関係を明らかにした。
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