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一枚の写真には、ある時、ある場所のまなざしが凍結されている。そうした異なる光、異なる土地、異なる視覚の画像を切り刻み、並び替え、貼り合わせることから、進藤環の制作ははじまる。いわば迷子になった視覚(そして記憶)の破片をつなぎ合わせ、色鉛筆で補彩し、複写する。この工程を何度も繰り返してできたのが、進藤環の作品だ。
......松本透
風景は窓の向こうに広がる景色などではなく、私もまたその一部である。その私はいつだって過去を思い出したり、これからを思い浮かべたりしながら歩いている。現在という特権的な時間など一瞬たりともない。そんないくつもの時間の中にいるという感覚を再現しようと模索するうちにたどり着いた先がこの世界なのだろう。 ......木下直之
進藤環の作品は「真実」ではない。ただ「現実」を彼女の手によって再構成し、もういちど写真として蘇らせている。いうなれば、彼女の作品は「光画」でもあり、「写真」でもある。
......藤村里美
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