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20代のある日、彼は絵を描くことを決意し船に乗った。シベリア鉄道を経てフランスの西岸までたどり着いたとき彼の異邦人としての暮らしが始まった。古いラジオから流れていたのは吟遊詩人ジョルジュ・ムスタキの歌声。ムスタキはユダヤ人としてエジプトに生まれ、ギリシャを経て放浪の末にパリに辿り着いたのだ。40数年を経て、彼・ささめやゆきはムスタキの歌っていた歌を絵にする作業に取り掛かる。遠い昔の友人との再会、そして何よりも異邦人であった自分自身との邂逅。触発された工藤有為子がテキストを添える。
装丁=細谷正之/木村伝兵衛
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