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彫刻家イサム・ノグチが1988年、死の直前に遺した《モエレ沼公園》マスタープラン。終生のテーマであった壮大な「彫刻としての大地」は、没後17年もの時間を経て、札幌に公共の空間としてオープンした。
さらに15年が経過し、その自然と人間の創造物との調和、四季折々の風景を、写真家の小川重雄が3年にわたって撮影。
イサム・ノグチが描いた複数の図面、マスタープランに関わる最晩年の詳細な記録、および美術史家の越前俊也による解説「モエレ沼公園〓死を生に反転させる庭」も収録。
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