実用的でないPythonプログラミング

実用的でないPythonプログラミング

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出版社
共立出版
著者名
リー・ヴォーン , 高島亮祐
価格
4,290円(本体3,900円+税)
発行年月
2020年8月
判型
B5
ISBN
9784320124615

本書ではPythonを使い,火星や木星や銀河の最果てを,詩人の魂を,高度な金融の世界を,選挙の不正を,ゲーム・ショーのトリックを,探っていく。マルコフ連鎖解析のような技術を使って俳句を詠み,モンテカルロ・シミュレーションで金融市場をモデル化し,イメージ・スタッキングで天体写真を改善し,遺伝的アルゴリズムで巨大なネズミを育てる。それとともにpygame,Pylint,pydocstyle,tkinter,python-docx,matplotlib,pillowといったモジュールの経験を楽しく積むことができる。

この本は2冊目のPythonの本とみなすことができる。完全な初心者向けの本や入門クラスの後に続く本,あるいは補完する本となることを狙っている。「impractical」(実用的でない)というタイトルに反して,本書の内容はかなり実用的で,文字列やコレクションの操作といった基本的なことから,Officeドキュメントの読み書きやGUIアプリケーションの作成といった応用的なことまで,プログラミングを学ぶ上でのトピックが幅広く網羅されている。すべてのコードに注釈や説明がついており,練習プロジェクト・挑戦プロジェクトでコーディングの腕をさらに磨くことができる(練習プロジェクトは解答付き)。


原著:Impractical Python Projects: Playful Programming Activities to Make You Smarter, 2018.

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