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空手の二大源流である沖縄空手の首里手と那覇手。
愛好家の間では、
遠い間合いで戦う首里手、
近い間合いの攻防を主とする那覇手、というイメージがあります。
しかし、このステレオタイプの印象に反して、
沖縄空手の型は、いずれも間合いを詰めた「超接近戦」に通じます。
そこでこのDVDでは
実戦の勇と謳われた本部朝基(首里手系空手の大家)が得意とした
首里手・泊手の基本型「ナイハンチ」を那覇手系技術との関連と共に丁寧に分析。
流派を超えた沖縄空手の「超接近技法」を解説していきます。
また接近技法で重要になってくる
・空手の柔術技法である「取手(トゥイディ)」
・両手を連動させて使う「夫婦手(ミートゥディ)」
も型との関連を交えて分かりやすく解説。
・型から学べる「身体操作」を知りたい
・型の中にある「技」の意味を知りたい
という愛好家の皆さんに、おすすめしたい内容です。
収録内容
1)ナイハンチ…基本型に見る接近戦技法
本部朝基のナイハンチ ナイハンチの実演
○ナイハンチの分解
技の解説 身体操作の解説 セイサンとの比較
○ナイハンチと沖縄空手のエッセンス
【仮当て…敵の虚をつく】
本部の目打ちの指導 ムチミの稽古法
【交差法…鶏口拳突き】
セーパイとの比較 鶏口拳突きの軌道 鶏口拳の握り方 上段・中段の用法
【コーサー…特殊な握り】
中高拳…握り方 中高拳…セーパイでの使用 平拳…握り方 平拳…使い方 平拳…正拳突きとの関係
【鈎突き…打撃の効く角度】
サンセールとの比較 効かせるための角度 状況による効く角度の違い
【歩法…半身の入り身(足捌きで体を捻る)】
2)接近戦における取手技法
○サイファーが教える取手の基本
サイファーの実演 相手の手をとらえる 一歩を踏み出す動作の意味 手は縦拳でやや上向きにする 拳を捻り込む 直立姿勢の暗示 仮当てとしての裏拳打ち
①逆の手でつかまれる(外側に入る) ②逆の手でつかまれる(内側に入る) ③順の手でつかまれる(内側に入る) ④順の手でつかまれる(外側に入る)
○取手につながる予備運動
①手首を引き上げる ②手首を引き下げる ③手首を正面に返す
○セーユンチンが教える取手の基本
セーユンチンの実演 手を揚げる動作の意味 泊手ローハイとの比較
3)夫婦手(ミートゥディ)…揚げ突きの基本を例に
【回し受け(巴受け)で学ぶ】
正しい動き 右手のポイント 左手のポイント サイファーにおける実用例
○実用的な稽古法
右手の変化…喉輪 左手の変化…底突き 喉輪と底突きを連続で カキエで磨く
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