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終戦後、広島・長崎をはじめ全国を駆け回り、悲しみの中にある人々を励まし、日本の再建策を提言した石原莞爾晩年のドキュメント
石原莞爾の生涯を描くことをライフワークとしている作家早瀬利之が、終戦直前から昭和24年に亡くなるまでの4年間の壮絶な戦いをダイナミックに描く。
東久邇宮内閣組閣に関わり、戦後は「戦争放棄、都市解体、簡素生活、皇居と首都移転」など日本再生の提言を発信し続けた。膀胱ガンに侵されながら極東軍事裁判酒田法廷では堂々と主張を展開。
死の床で書いた「新日本の進路」の全文を掲載。
「トルーマンこそ、最大の戦争犯罪人だ!」
「敗戦後、歯に衣着せず、堂々と日本の立場を発言したのは、石原莞爾ただ一人だった」(本書「プロローグ」より)
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