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京都で生まれ育ち、小学生の頃から仏像の虜になり、毎週のように奈良や京都のお寺に通っていたというみうらじゅんさん。みうらさんの手元には、当時書き残したスクラップ帳が今も残されています。 そして、いとうせいこうさんとの共著「見仏記」シリーズ(角川文庫)は、すでに20年以上にわたって続くロングセラーで、 2009年には東京国立博物館の「興福寺創建1300年記念『国宝 阿修羅展』」を盛り上げるべく阿修羅ファンクラブの会長に就任するなど、仏像ファンの間ではカリスマ的な存在となっています。理屈でなく、感性のままに仏像を見続けてきたみうらじゅんさん。 そんなみうらじゅんさんが、写真家・帆足てるたか氏が十年間をかけて全国のお寺で撮影してきた仏像写真を編集し紹介する、仏像ファン必見の一冊をお届けします。
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