近世社会と壱人両名

近世社会と壱人両名

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出版社
吉川弘文館
著者名
尾脇秀和
価格
13,200円(本体12,000円+税)
発行年月
2020年8月
判型
A5
ISBN
9784642038942

近世日本において一人の人物が異なる二つの名前と身分を同時に保持し、公の場で使い分けた「壱人(いちにん)両名(りょうめい)」。従来固定的と見なされていた身分の移動や兼帯はなぜ発生し、いかなる意味があったのか。成立の前提・背景から明治初年の解体・終焉にいたるまで、多様な事例を分析。「身分」の意味を問い直し、近世社会の建前と実態、本質に迫る意欲的な一書。

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