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オーボエ版初となる必携の原典版。BWV1030bとしても知られる作品だが、本作をバッハがオーボエ用に作曲/編曲したことを示す確実な証拠は存在しない。そこで本版ではバッハ自筆のフラウト・トラヴェルソ版のロ短調総譜(P 975, Faszikel 1)と、その原曲と推定されるト短調作品の現存するチェンバロ用パート譜(ヘリング筆写P 1008)を底本とし、両者を統合することでオーボエ版を復元した。演奏用の総譜とオーボエ用パート譜では18世紀の演奏様式に基づくアーティキュレーションを補足しているが、校訂による補足を点線や括弧で明示することで、底本とその他の情報を明確に区別できるようにした。また、従来譜にあった譜めくりの問題を解決し、より演奏に集中しやすい環境を提供している。
さらに、原典資料2点の差異を視覚的に示した資料譜を別冊で付けた。作品研究や追加校訂を、演奏譜と比較対照しながら容易に行える。
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