「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏みだすとき

おそい・はやい・ひくい・たかい

「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏みだすとき

取り寄せ不可

出版社
ジャパンマシニスト社
著者名
内田良子(カウンセラー)
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2020年7月
判型
四六判
ISBN
9784880496597

「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏みだすとき

内田良子(心理カウンセラー)



はじめに

一本の細い道



Ⅰ 学校に行かなくてもいいんですか?

心理室から「モモの部屋」へ



相談の場で子どもたちが教えてくれたこと

心理室で子どもたちの具合がよくなった/一歳八ヶ月の子でも話せばわかる/見えてきたのは、身体症状と学校生活との関係/学校は行かなくてもいい/学びは誰のためにあるのか/自分の力で考えること/子どものいうことを信頼する/心配や悩みごとが言葉として出てくるとき



なぜ、子どもを追いこむのか

子どものことがわかりはじめるとき/答えは子どもが教えてくれる/人生の荷物は人に預けない/「登校拒否」だった子ども時代/まずは疑ってかかる/自分を守ってくれたもの/「いじめられている」といえない子どもたち/「いい母親」を演じるプレッシャー/親子が対等な関係になるために/子どもから問われるのは、親の生き方



Ⅱ 親子の和解と修復のものがたり

子どもの傷と周囲の気づき



1 基本になること

危険な場所には近づかないこと/なぜ、人がこわいのかを知る/二度めの傷は大きな痛みをともなう/傷口を広げないための近道/親子関係の断絶を招くとき/不安をもちつづけたときに起きる症状/ゲームは命の浮き輪/なにか理由があるのではないか、と思いをめぐらせる/こだわりが強くなるとき/親が、日々傷つけ直していることに気づく/親子関係が険悪になったら



2 親が変わるとき

体験を語り伝えあう/父親の理解で改善すること/体験を共有する先に/親の人間的な成長/親自身の不安の実態が明らかになる



3 話を聴くこと、話をすること 

最後まで聴く/親にほんとうの話をするとき/一部始終を話せるようになるには/働きはじめて……過去に負った心の傷の修復/信頼の基本/夫の話をよく聴けるようになる/「なにを迷っているの?」という問いかけを/つらい思い出を語る/だから、話の腰を折らない/傷ついた隣人の話を聴く距離感で/心の傷が回復するということ/専門家に委ねなくても/和解のとき/助け舟はいらない



4 親が心すること

必要なのは、屋根と寝床と食事、そして時間/医療に頼ることで起こるのは/発達障害という誤解/薬を知る/「助けて」をいわない子への注意/「NO」をしっかり受けとめる



Ⅲ 子どもたちの抵抗と母親たちの連帯

──不登校をめぐる歴史から

「命が

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