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かつて世界一を誇った日本の漁業は衰退の一途をたどっています。一方で世界の漁業は成長産業となっています。なぜこうした差がついたのか、漁業の歴史、現在の水産業、漁業法の改正、国際的な漁獲規制などを通じて解説していきます。そのうえで、日本の漁業が成長産業化するために必要な現状と課題をわかりやすく説明しました。世界第6位の排他的経済水域(EEZ)をもつ日本の漁業は高いポテンシャルを持っています。そうした世界史有数の資源国である日本の漁業が正しい方向に向かっているかを考える一助になることを希望します。
第1章 日本漁業の現状
第2章 世界の漁業の現状
第3章 漁業の歴史とこれから
第4章 主な魚種
第5章 漁法
第6章 日本の養殖業
第7章 日本の水産流通
第8章 漁業の成長産業化と漁業法改正のねらい
第9章 持続可能な水産業への取り組み
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