魚食の人類史

NHK BOOKS

魚食の人類史

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出版社
NHK出版
著者名
島泰三
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2020年7月
判型
B6
ISBN
9784140912645

魚食こそが、人類拡散の原動力だった!

なぜ霊長類の中でホモ・サピエンスだけが、積極的に魚を食べるのか? それは、もともとホモ・エレクトゥスやネアンデルタール人といった「強者」に対抗するための仕方なしの生存戦略だった。だが、人類がアフリカから世界中に拡散していく過程で、その魚食こそが飢えを満たし、交通手段を発展させ、様々な文化を生み出す原動力になった。果たして、魚食は「弱者」ホモ・サピエンスに何をもたらしたのか? 他の霊長類との比較を踏まえ、出アフリカから日本列島へと至る「大逆転の歴史」をベテランの人類学者が鮮やかに描き出す。

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