新編「終戦日記」を読む

中公文庫

新編「終戦日記」を読む

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出版社
中央公論新社
著者名
野坂昭如
価格
880円(本体800円+税)
発行年月
2020年7月
判型
文庫
ISBN
9784122069107

空襲、原爆投下、玉音放送……当時、大人たちは何を考えていたのか。


終戦時十四歳だった〈焼跡闇市派〉作家が、高見順、永井荷風、中野重治、木戸幸一ら文人・政治家の日記をひもとき、自らの体験を振り返る。


「火垂るの墓」の原点である「プレイボーイの子守唄」ほか、空襲、焼跡、戦後を綴った随筆十三篇を増補した新版。〈解説〉村上玄一




【目次より】


Ⅰ 「終戦日記」を読む



第一章 八月五日、広島


第二章 原爆投下とソ連参戦


第三章 空襲のさなかで


第四章 終戦前夜


第五章 八月十五日正午の記憶


第六章 遅すぎた神風


第七章 混乱の時代のはじまり


第八章 もう一つの「八月十五日」


第九章 インフレと飢えの中で




Ⅱ 「終戦」を書く、語る



清沢洌著『暗黒日記』





負けるとは思わなかった――わが十二月八日


ぼくの家族は焼き殺された


空襲は天変地異ではない


六月一日に終わっていれば


五十歩の距離


焼跡に謳歌したわが青春


プレイボーイの子守唄





焼跡闇市派の弁


再び焼跡闇市派の弁


人間の知恵と悪知恵


返り見すれば二十八年


すべてうやむやのまま七十年が過ぎた

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