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視覚障害のある教師20名へのインタビューからその教育実践を浮き彫りにする。
また厚生労働省、文部科学省の政策分析を行い、実態調査をもとに障害教師への支援方策を
業務支援理論で明解に提示した。
障害のある教師について総合的に論じたはじめての学術書。
「障害教師論」は筆者の造語で、既存の確立した学問領域ではない。
筆者なりにひとまず定義するならば、障害教師論とは障害のある教師をめぐる諸事象を調査し、
実態を解明するとともに、障害のある教師を視座として、
既存の教育を問い直す学問領域である。(本書「まえがき」より)
障害教師には排除と差別の厳しい歴史があり、現状も決して楽観視できるものではない。
しかし、語りの中に立ち現れた視覚障害教師たちの教育実践は、それを跳ね返す力強さに満ちていた。
それは支援の客体ではなく、既存の教育を変革する主体としての障害教師の姿であった。
(本書「あとがき」より)
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