みどりのほし

童心社の絵本

みどりのほし

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出版社
童心社
著者名
林木林 , 長谷川義史
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2020年7月
判型
A4変
ISBN
9784494012473

なんだかつまんない日、ぼくはふと、テーブルの夏みかんをみる。「あっ、なつみかんのてっぺんに、みどりのほし、みぃつけた」やさいにも花にもみつけた、みどりのほし、ほし、ほし! 葉っぱのながれぼしを追いかけて走ったぼくは、草の上で大の字になってともだちと手をつなぐ。ぼくたちはみんなほしのこども…。林木林さんのみずみずしい言葉と、長谷川義史さんののびやかな絵で描かれる、小さな発見から大きく広がる心の世界。
「こどもの詩 周南賞」で入賞したこどものうたの歌詞の世界からうまれた作品。くだものや野菜の「へた」を「みどりのほし」と表現する、詩人ならではの発見と言葉が読者の想像を広げます。林木林さんはブログで、「地球には小さな緑の星たちがたくさん輝いて、その輝きが地球の緑を輝かせている。なんてすばらしいことでしょう」と書いています。自分のいのちや自然、ともだちのいのちの輝きを感じる作品です。

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