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《射干玉(ぬばたま)の黒き仔猫を「ぬばたま」と名づけて飼ひぬ七月のすゑ》
北夙川不可止(きたしゅくがわ・ふかし)は歌人でコラムニスト。『ぬばたま』は作歌生活25年にして初めて上梓する歌集である。作歌は膨大だが2010〓2018年に詠んだ歌のなかから 772首を厳選した。
著者の活動は幅広く、アートイベントの企画運営、また近代建築・景観の保全活動にも取り組んでおり、本書の収録短歌からはその多岐にわたる活動が窺い知れる。
「ぬばたま」は、歌人がかつて飼っていた猫の名前である。
「猫と美少年をこよなく愛し、近代建築と美術と音楽を愛で、美しき建物が壊される不条理に怒り(中略)、吟行をする日々が 絵巻物のように繰り広げられる」(寮美千子によるあとがき「永遠の幼子、伯爵」より)
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