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実践的で学術的価値の高い各学校のカリキュラム冊子の編集・復刻第3弾。附属校編。師範学校・学芸大学・教育学部の附属学校が新教育のパイオニアとしての役割を果たした・・・。全国約40の附属学校のコア・カリキュラムが収められている。そこには、戦後の混乱期の中で、新日本建設のための新教育の樹立という課題に着実に応えようとする教師と学校の真摯な努力の跡が反映されている(一部山口満筑波大学名誉教授の推薦文から引用)。戦後教育期にコア・カリキュラムや三層四領域を作成した附属校、その紀要・冊子などの理論編と単元の具体例から抜粋。今や一冊しか発見できない冊子から今日的な意義もある頁を中心に選定した。
【コア・カリキュラム】カリキュラム(中心・中核)を設け、そこで生活活動を広げ深めることを目的とする中心課程に、その手段(道具・用具)として必要となった教科の技能、態度、知識を周辺課程他を、有機的に関連させた総合的なカリキュラム。これは戦後初期、1948年~1950年代前半にかけて、全国各地の学校(特に小学校)と教師のうちに、カリキュラム・ブームを巻き起こす契機となったものである(編集・解題者の一人、金馬国晴教授の「カリキュラム」から)。
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