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沖縄の民話より。魚をとるのがへたなサンラーが、ある夜海の上でガジュマルの木の妖精、キジムナーとであった。キジムナーは「魚の目玉をくれるなら手伝ってやる」という。その日からサンラーは毎晩キジムナーといっしょに魚をたくさんとる。ところがそのうちに、サンラーはすっかりやつれてしまう。奥さんが心配して漁に出るのをやめろというが、キジムナーとの約束をやぶるとどうなるか。こまったサンラーは物知りのおばあに、キジムナーの苦手なものを聞いて…。
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