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書評とは、本の中に「人間」を見つけること――“読み巧者”による書評集、第二弾!
「書物の数だけ思想があり、思想の数だけ人間が居る」(小林秀雄)――長年にわたって読売新聞の書評委員を務めてきた著者が、小林秀雄の読書論を導きに、「人間」を見出す書評に取り組んだ最新書評集。大好評の前著『「二回半」読む』(2011年)に続く第二弾。
自伝評伝・文学・思想・歴史・社会科学など、ジャンルを問わぬ幅広い書物に虚心に向きあい、「人間とは何か」「自由と民主」「日本とは何か」という著者の生涯のテーマを追う。長短の書評に加え、単行本解説、書物論、そして書物を通じた小泉信三論を含め、約100編を収録。
とりわけ、政治の現実に「人間」「制度」「思想」と多角的に迫る論評に著者の視点が光る。
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