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〈茶席の干菓子として、また、おもたせとして使える全国の干菓子を紹介〉
〈選ぶ楽しみ、食べる楽しみ、贈る楽しみ〉
茶席において、濃茶で供される主菓子に対して、薄茶で供される干菓子は、主菓子同様に色や形でその時候に見合った演出ができる上に、日持ちすることから、旅先で購入したものを用いたり、遠く離れた土地の銘菓を取り寄せて用いたりすることも可能です。
本書では、亀屋伊織をはじめとする京都の菓子舗が手がけるものを中心に、全国各地の、四季折々の茶趣に用いられる干菓子を紹介します。
また、鎌倉・富山・金沢・松江・香川の老舗が手がける干菓子を菓子舗ごとに取り上げるとともに、新しいデザインや素材によって生み出されている新世代干菓子も紹介。
器や客の人数による盛り方や客への出し方、いただき方などとともに、さまざまな角度から干菓子に迫ります。
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