素粒子の探究で宇宙がみえてくる

素粒子の探究で宇宙がみえてくる

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出版社
丸善出版
著者名
波場直之
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2020年6月
判型
四六判
ISBN
9784621305157

山陰中央新報に2016年4月から150回にわたって連載した「素粒子から宇宙へ 島根大・波場センセイの教室」を待望の単行本化。

モノを小さく砕いていくとどこまで細かくできるのか。万物の源である「素粒子」を探るうちに、なぜか大きな宇宙へ話はつながります。そんな不思議な素粒子の世界を、波場センセイが短い50話で紹介します。

話のテーマは幅広く、原子をつくる素粒子、物理の発展の歴史や、一度は耳にしたことのあるヒッグス粒子やニュートリノ、インフレーション宇宙論や重力の話、そして南部陽一郎先生との出会い、物理学者としての気合いまで。すこし専門的に感じるテーマも、波場センセイの軽快な口調で物理の楽しさを引き出す説明に。また、いつの間にか素粒子に親しみをもってしまう、ほのぼのしたイラストもご覧あれ。

身近なことが最先端科学につながっていることを感じられ、クールな「物理」の印象をがらっと変える一冊です。

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