傑作を次々と生み出した創作期「傑作の森」から、ピアノの飛躍的発達とともに進化し辿り着いた創造の高みへ――。独奏曲、室内楽、協奏曲……ピアノ関連曲を網羅したベートーヴェン作品“検証本”『ベートーヴェンとピアノ 「傑作の森」への道のり』の続編。本書では《ワルトシュタイン》《熱情》《皇帝》など30代の作品から、晩年に書かれた後期ソナタや《ディアベッリ変奏曲》まで約40曲を取り扱う。
小山実稚恵×平野昭という人気・実力ともに日本を代表するピアニストと研究者だからこそ実現できた特別企画。前編同様、双方の視点で作曲年代順に1曲ずつ検証し(対談構成・文:長井進之介)、立体的なベートーヴェン像を浮き彫りにする。ベートーヴェン作品と呼応しながら進んだピアノ改良の歴史や、対談では取り上げなかった小品や連弾曲などもコラムで詳説。巻末の「人物相関図」に対応したベートーヴェンの周辺人物195名の【人名事典】も圧巻!
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