新訳版芸術経済論

新訳版芸術経済論

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出版社
水曜社
著者名
ジョン・ラスキン , 宇井丑之助 , 宇井邦夫 , 仙道弘生
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2020年6月
判型
A5
ISBN
9784880654737

ジョン・ラスキン(1819 ー1900)19 世紀イギリス・ヴィクトリア時代を代表する思想家、美術評論家。

当時イギリスでは産業革命の絶頂期を迎え、それに伴い新しい社会問題が生まれていた。工業化による公害、技術革新による失業者の急激な増加。功利主義を推し進めた結果、生まれたものは環境破壊と貧富の差、人間性の欠落であった。



ラスキンが教示するのは、芸術とは人間が労働の中に見出す喜びの表現だということである。だが、労働は分断された。人間は単なる切れ端に分けられた。ラスキン去って1世紀、その状況は今日も変わらない。美がいま一度、実り多き労働の自然でかつ不可欠の随伴物となるために、国家と国民はなにをなすべきか。



全ての生産活動と社会活動に人間性を取り戻すヒントとなる名著を新訳で刊行。

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