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「VST」とは「Stenberg社」が1996年に開発、発表した、音楽制作ソフト上で動く「エフェクタ」や「デジタル楽器」などの「ソフト規格」です。
現在では、事実上、音楽制作ソフトの「標準規格」となっています。
本書は、この「VST規格」に基づいて、「音楽制作ソフト」上で動く「プラグイン・ソフト」(「エフェクタ」や「シンセサイザ」など)を作る方法について解説したものです。
ただし、「動く」だけでなく、「デジタル楽器」(モノフォニック・シンセサイザ)として動くものを作り、それを「リリース版」として「公開する手順」まで説明しています。
開発に使うのは、「Windows10」(64bit)と、プログラム開発するのに充分な機能があり、Windows上での開発によく使われる統合開発環境「Visual Studio 2019 Community」です。
言語は「C/C++言語」を使います。
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