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子どもの「問題」には必ず大切な意味がある。カウンセリングの事例から見えてくる親の役割や子どもへの接し方をやさしく伝える。
親の言うことを聞かない。困ったクセが直らない。学校に行かない……。子どもの「問題」には、必ず大切な意味がある。親はそのことをこころに留めて、やがて巣立っていく子どもを、どっしりとした構えで見守りたい。「子どもに去られるためにそこにいる」親の役割、それを支える心理的援助の実際を、多くの事例に基づいてやさしく伝える。
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