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私たちの近代はどのように始まったのか――幕末維新期の足跡は、現代と過去とをつなぐ大火の残り火のように各地に燃えつづけていた。維新で勝者となったはずの長州では、戊辰戦争後に使い捨てにされることに抗議して討伐された兵への追悼が今も続いている。また、東北では〈近代の夜明け〉ではなく、官軍から朝敵とされ続けた苦しみの中にあり、敗者の側に立った歴史観に共感の声が寄せられた。本書は、〈維新〉という生きている歴史の現場を歩いて現地の声に耳を傾けた出色の「維新史ルポ」である。
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