"◎語用論やポライトネス研究の第一人者の最後の著書
本書は、語用論やポライトネス研究の第一人者であるジェフリー・リーチが最後に出版した本(The Pragmatics of Politeness, 2014)で、ポライトネス研究のこれまでの流れを概観するとともに、コーパスのデータを用いて「謝罪」「依頼」「感謝」などの発話事象を具体的に考察し、さらには語用論の研究方法やリサーチ方法についても解説。随所に日本語への言及もあるので、日本の読者も興味を持って読むことができる。語用論やポライトネスを研究する大学生・大学院生、並びに研究者に大いに役立つ一冊。
〈目 次〉
第1部 基礎を固める
第1章 序 論
第2章 ポライトネス:様々な視点
第3章 語用論、間接性、neg-ポライトネス:ポライトネス・モデル構築のための基礎
第4章 ポライトネス:そのモデル
第2部 英語使用におけるポライトネスとインポライトネス
第5章 ケース・スタディ:謝 罪
第6章 依頼と、その他の行為指示
第7章 その他のポライトネスに敏感な発話事象
第8章 ポライトネスと、その「反対概念」
第3部 さらなる展望
第9章 データ収集の方法:実証的語用論
第10章 中間言語語用論と異言語・異文化間ポライトネス
第11章 ポライトネスと英語史
付録 語用論とneg-ポライトネス:その背景"
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