公衆衛生学は、一人の患者を対象とする臨床医学と異なり、健康な人間を含めた「集団」を対象とする、社会全体の健康をめざす実学です。本書は、公衆衛生学の基本としくみから、新興・再興感染症、バイオテロ、健康格差の拡大、過労死、自殺、少子高齢化社会における保健医療経済の仕組みづくりなど最新の情報までわかりやすく解説した入門書です。医師、看護師、保健師、介護福祉士など各種国家試験の副読本としても最適です。
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