現場で使える決算書思考

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現場で使える決算書思考

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出版社
明日香出版社
著者名
川井隆史
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2020年6月
判型
A5
ISBN
9784756920928

企業の本質を見抜く力を身につけろ

突然ですが、皆さんは「決算書」、使いこなしていますか?

たとえば、取引先や投資先、あるいは同業他社、そして自社のことをもっと知りたいと思った時に、真っ先に決算書を見るようにしているでしょうか。



決算書は、その会社の経営成績そのものです。

どんなことをやってきたのか、つまびらかにわかってしまうものだからです。

でも肝心の、どこを、どのように読んだらそれが読み解けるのか、なかなかわからないのも事実でしょう。



ところで、一般に「決算書」を解説する本は、知識として「学ぶ」ためのものばかりで、「現場で使う」ための指南書が少ないことに気づきます。

そこで本書は、経理職などの専門職ではない方を対象に、決算書のどこを、どのように読み解いたら「使える」ようになるのか、その勘所をまとめた一冊になります。



財務諸表の読解力こそが、最強のマネジメントスキルだ

とはいえ、決算書には、読む人の立場や目線によって、それぞれに違った勘所があります。

そこで本書では、銀行の立場・目線で見た場合の決算書の勘所、経営者のそれ、そして投資家のそれと、3つに分けて解説しています。

具体的には、銀行の目線ではその企業の「安定性」を評価し、経営者目線では「収益性・成長性」を、そして投資家目線では「資本効率性」を見る力をレクチャーします。



このような三者三様の「目線」は、総合すると(広義の)経営者に必要な『決算書思考力』になります。つまりあなたは本書を読むことで、経営者目線を手にすることができる、と言えるわけです。



知識は限定し、事例を豊富に

本書の特長は、必要なことに限定した知識を提供すること、そして、事例が豊富なことにあります。

第一に、専門職ではない読者の皆さんには、事細かな知識は不要です。したがって、必要と思われる知識に絞った説明を試みています。

第二に、実際例を豊富に取り上げ、「どのように読み解いたらいいのか」を丁寧に説明しました。私たちは、理屈で理解しただけでは、なかなかイメージがわかないものです。だからこそ、「この会社の、ここの部分が、このように評価できる」といった読み方を提示することに努めました。



決算書に裏付けされたあなたの言葉は、格段に説得力を増し、リーダーシップ力の向上に直結するでしょう。
ぜひ本書で、企業の戦略・戦術・異常をいち早く察知する決算書思考=最強のマネジメントスキルを身につけてください!

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