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「九州咽喉の地」に築かれた名城の全容
毛利元就に始まり、細川忠興、そして小笠原氏と時の統治者たちが築き上げた小倉城と城下町。全国でも珍しい「唐造り」の天守、広大な「惣構」を有する城郭は名城と讚えられた。幕末には自焼の憂き目に遭い、明治以降は軍用地となりながら、昭和三十四年に天守が再建。最新の調査・研究成果をもとに四五〇年の歴史を辿る。
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