アジア・太平洋戦争[昭和時代前期]
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講談社 学習まんが 日本の歴史 第18巻(全20巻)
監修者:舟橋 正真(成城大学非常勤講師)
漫画家:三枝 義浩 代表作:『語り継がれる戦争の記憶』
「戦時下の人々はどう生きたか?」。
飛行機乗りに憧れる青年。婚約者を待つ鈴子。八重子とクロにも戦争の影が忍びよる。
<収録内容>
第103話 「満洲事変」
昭和のはじめ、日本は中国大陸に進出し満洲国を建国。国際連盟を脱退する。
第104話 「日中戦争」
国内ではテロ事件が相次ぎ、軍部の力が増大。中国との戦争に発展する。
第105話 「メディアと民衆」
新聞をはじめメディアは戦争をどう伝え人々は、どのように反応したのか?
第106話 「太平洋戦争」
中国との戦争は、やがて東南アジア、そしてアメリカとの戦争に拡大する。
第107話 「特攻作戦」
戦況が悪化するなか、軍部で考案された恐るべき兵器と戦略とは?
第108話 「ポツダム宣言」
沖縄戦、原爆投下、ソ連の参戦……。大きすぎる代償を払って戦争が終結する。
<監修者のことば>
この巻では、昭和という激動の時代のなかでも、わたしたちが決して忘れてはならない戦争の時代を描いています。
まず、読みはじめる前に、次のことをぜひ考えてみてください。なぜ日本は戦争への道を歩んでしまったのでしょうか。絶えず問われてきたこの問いにみなさんはどう答えるでしょうか。
満洲事変にはじまる日本の戦争への道は、国際的な孤立を深め、日中戦争、そしてアジア・太平洋戦争の開戦へと発展し、内外に膨大な犠牲者をだしたすえに、敗戦に至りました。
戦争をはじめるのは簡単だが終えることは難しいとよくいわれますが、国策を決定した政治家や軍人、そして天皇は、なぜ戦争という決断をしたのでしょうか。そして人々は戦争への道をどのように受けとめたのでしょうか。世界の国々との関係はどのようにして悪化し、戦争へとつながってしまったのでしょうか。
敗戦から七十数年経ち、戦争の記憶が薄らぎつつある今、改めて昭和の戦争がいかなるものであったのかを本巻を通して、ふりかえってほしいと思います。
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