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茶と糧菓がおりなす新しい喫茶のかたち
糧菓とは「和菓子とも洋菓子ともいえない、菓子とも料理ともつかない味や食感をたたえ、一定量の大きさの入れ物を“糧”とし、その範囲内で展開され続ける“菓子”」を意味するまったく新しい菓子の概念--。
東京・浅草鳥越で予約のとれないほど人気を誇る茶寮「菓子屋 ここのつ」を主宰する溝口実穂は、四季折々の和洋の食材を組み合わせ、菓子と料理の境をゆく魅惑の菓子を提供。多くの人を虜にしてきました。
茶道や中国茶文化に造詣の深い陶作家で「ギャルリ百草」(岐阜・多治見)を営む安藤雅信は、その菓子に魅了されたひとり。彼はこれを「糧菓(りょうか)」と名付け、ともに季節の茶会を開くなかで、大陸から伝来して以来、この国で独自に発展した茶の愉しみに新たな姿を見出します。
本著は、和、洋、アジアの垣根なくジャンルを超えて、茶、糧菓、室礼が出逢い、芸術のごとき時間の流れを生み出すこれからの茶会の指南書。
茶と糧菓が目の前に供される瞬間の息をのむような感動を写真に閉じ込め、安らぎと発見のある茶の楽しみ方を届けます。
溝口実穂による糧菓にまつわるコラムやレシピ、安藤雅信による茶席の解説や現代の茶数寄論も収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
国内にとどまらず海外からも評価の高い陶作家・安藤雅信さんと、今や予約が取れないほどの人気を誇る茶寮「菓子屋 ここのつ」主宰の溝口実穂さん。
ふたりにとって初の共著となる本書では、喫茶文化に新しい風を吹き込み、茶、菓子、料理、器を愛する人すべての人へ、安らぎと発見のある茶の楽しみ方を提案します。
溝口さんが開く茶寮では、その世界観を存分に楽しんでもらうために撮影はNG。これまではインスタグラムでしか垣間見ることのできなかった「時間芸術」がまとまった、大変貴重な1冊となっています。
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