動物の泣ける話

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出版社
マイナビ出版
著者名
浅海ユウ , 石田空 , 神野オキナ , 烏丸紫明 , 貴船弘海
価格
792円(本体720円+税)
発行年月
2020年6月
判型
文庫
ISBN
9784839973292

あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか?
本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。

収録されているのは、感動して泣ける珠玉の短編。あなた好みのストーリーがきっと見つかるはず。

本書では「動物」にまつわるエピソードを掲載しました。
「君を愛する」「君に愛される」…そして絆を作られる。
動物とのさまざまな思い出のエピソードを収録しています。


<掲載エピソードの一部>
「パパとおべんとうとごくらくちょう」
ママを亡くしたパパとまゆの物語。2人で遊びに行った動物園にはドーム型の鳥舎がありました。そこで開いたお弁当箱にはパパが作ったおにぎりとおかずがぎっしり。まゆはそれを頬張りながら言いました。「飛べたらお空の国に行けるでしょ。そしたらママにも会えるでしょ」と…。

「家族の十戒」
純は華やかな世界に生きる俳優の父を持つが、常に女性との噂が絶えることがなく嫌気がさしていた。家族の関係に悩む純は、公園で1匹の子猫を拾う。やせ細って衰弱したその子猫に自分を重ね合わせて行く純。動物病院で教えてもらった「犬の十戒」が、家族の姿を変えていく…。

「未来へと続く旋律(メロディ)」
高校卒業目前で交通事故に遭い失明した奏出美波。パピーウォーカーの経験がある奏出家では、そんな美波のために盲導犬を受け入れることにした。そしてやって来たその犬は、盲導犬になるために自分たちが送りだしたメロディだった。パートナーを得た美波に新しい人生が訪れる…。


<執筆陣>
溝口智子  「パパとおべんとうとごくらくちょう」
浅海ユウ  「お姉ちゃんと黒猫」
烏丸紫明  「家族の十戒」
杉背よい  「七日目の秘密」
矢凪    「未来へと続く旋律(メロディ)」
猫屋ちゃき 「いつか虹の橋を渡るまで」
鳴海澪 「チーちゃん、ハイ!」
神野オキナ 「ちゃかちゃか」
石田空   「君がくれたひだまり」
水城正太郎 「僕の死なない犬」
貴船弘海  「ムクドリ∞インフィニティ」

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