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4刷と版を重ね、大きな反響を巻き起こした『砂丘律』から4年、30代に差し掛かった千種創一が次なるストーリーを拓く。あくまで短歌定型にこだわりながらも、その範を自在に超え、闊達に韻文律を操る。言われなければ、屹立した詩が短歌だと気付く人は少ないかも知れない。しばらくの沈黙を破った千種創一の、二篇の詩を含む新たな一冊。
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