The Life Stories of Peter and Margaret Adamson

Memory and Narrative Series

The Life Stories of Peter and Margaret Adamson

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出版社
多宗教・多文化の歴史研究所
著者名
佐藤清隆
価格
4,400円(本体4,000円+税)
発行年月
2020年3月
判型
B5
ISBN
9784887089136

ともに第二次世界大戦以前にレスターで生を受け、人生のほとんどをこの都市で過ごし、みずからを「イングリッシュ」で「労働者階級」と見なす夫婦のライフ・ストーリー。
ピーター・アダムソンは、1927年にレスターに生まれ、一時リンカーンで過ごしたが、1944年にふたたびレスターに戻る。第二次世界大戦中には、家がドイツ軍の空爆を受け、破壊されるという経験もした。大戦後は、当時、イギリスの委任統治領であったパレスチナで働いた後、帰国して製図工となった。ピーターとのインタビューは、一度きりであったが、病苦を押して臨んでくれた。残念なことに、彼はこのブックレット12の刊行の前年2019年に92歳で亡くなった。
妻のマーガレットは1935年にレスターに生まれ、小学校も、グラマー・スクールも、職場も、そして1955年にピーターと結婚した後の住居もレスターであった。彼女は15歳から働き始め、80年以上の人生をレスターで過ごしてきた。根っからの「レスターっ子」である。彼女とのインタビューは11回にもおよんでいるが、その間、実に興味深い話を幾つも聞かせてくれた。それらのトピックは、世界大戦時の経験、女王の即位(1953年)、仕事、スポーツ、音楽、趣味、衣・食、宗教、階級、そして息子たちの教育、息子の義理の娘(日本人女性)、ミュージアムのイヴェント、多民族都市レスター、リチャード3世の遺骨の発見、2016年におけるプレミア・リーグでのレスター・シティの優勝、イギリスのEU離脱(インタビュー当時、まだ離脱の決定はされていなかった)、あるいは脳卒中とその病からの回復、彼女のナショナル・アイデンティテイ、夫の逝去にまで及んでいる。
[写真・図版他] 彼らの生い立ちや家族の歴史、息子ジョンの結婚式、彼らの結婚60周年パーティ、ピーターの通信簿、あるミユージアムでのイヴェント、ピーターの葬儀、エスニシティや宗教に関する国勢調査(2001年と2011年など)、地図、参考文献一覧などを多数収録。

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