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理学療法における治療の対象は疾病や外傷そのものではなく、それらから生じる障害です。なかでも理学療法は、障害者や高齢者の基本動作能力を向上させて、日常生活活動(Activities of Daily Living:ADL)の改善を図ることが主要な治療目的となります。そこで日常生活活動学は、理学療法士養成過程において重要な科目に位置づけられ、ほぼすべての理学療法士養成校の必修科目となっています。
今までに、多くの日常生活活動学テキストが出版されていますが、本書「疾患別日常生活活動学テキスト」は各論ともいえる疾患別のADLに特化した内容となっています。よって、日常生活活動学総論(ADLの歴史や概念、ADL評価、基本動作練習とADL練習、福祉用具や住環境整備など)を履修したあとの日常生活活動学各論のテキストとしてお使いいただければ幸いです。
本書の内容は、ADL評価と治療が必要となることの多い脳卒中片麻痺、大腿骨頸部骨折、変形性関節症、腰痛症、関節リウマチ、脊髄損傷、下肢切断、パーキンソン病、神経難病、内部障害、認知症について、生活機能障害の特徴や基本動作練習およびADL練習を中心に解説しています。また、理学療法士国家試験問題に対応するとともに、臨床実習にも対応できるよう動作方法の図や写真を豊富に使用しております。
本書は、学術研究出版から出版された「理学療法学テキストシリーズ」として3冊目となりますが、このシリーズの特長を下記に示します。
●各章の最終ページに「確認問題」を記載しています。学習の要点を明確にしていますので、予習・復習に便利です。
●本書の内容を学生が理解しやすいよう、図表を豊富に使用した紙面構成としています。
●ワークブックとして書き込めるよう、上質紙を使用しております。重要箇所にアンダーラインを引いたり、重要語句をテキストに直接書き込めます。
●1回の講義で1章ずつ講義できるよう、わかりやすくコンパクトにまとめています。
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