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海岸林は人工的に植林され出来上がったものであり、海岸からの風や砂また津波を防いだり、景観の向上に貢献し、さらに枯れ枝や落ち葉が薪などの燃料に用いられた。しかし戦後、植林や維持管理に対する人手不足に加え、戦後直後の燃料不足による伐採、さらに開墾が進み、海岸林の維持のモティベーションは大きく失われていった。そんな状況下で忘れ去られていた海岸林は、東日本大震災が起きたことで、その意義を改めて見直されるようになった。
本書は特に、林学や工学的なアプローチが多かった海岸林の研究について、共通社会資本としての海岸林の評価とその協働管理体制の構築に向けた研究をまとめており、森林・森づくりではこれまでも見られた企業の参入の可能性についても検討している。
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