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人文知の可能性への道しるべ
現代の課題に応えるために、研究者だけではない、さまざまな形の「知のプロフェッショナル」が求められている。
東京大学教養学部主催の高校生と大学生を対象とした公開講座「金曜特別講座」では、教養学部の教員たちが学問研究の面白さや重要さをわかりやすく解説し、学びの羅針盤を提供し続けている。過去の名講義の数々を収録する。論理的思考力という武器を身に着け、あらゆる分野で縦横無尽に駆け巡るための、ガイドとなるシリーズ。今回が第2弾となる。
「異なる声に耳を澄ませる」は人文科学の内容を収録。
◇主な内容と執筆者 原発の最終廃棄物と日本社会(定松淳)/鏡としての人工知能(江間有沙)/正義を実験する―実験政治哲学入門(井上彰)/グローバル化時代の中華世界:多様と流動のエチカ(石井剛)/言葉の力と科学の力―『フランケンシュタイン』二百周年に考えること(アルヴィ宮本なほ子)/教科書の「若紫」(田村隆)/かわいらしければよいのか 十八世紀フランスから(森元庸介)/「作者の死」の歴史性(郷原佳以)など
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