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機械学習やデータ分析などの分野でPythonというプログラミング言語の名前を聞く機会が多くなっています。しかし,CやJavaなどの言語に親しんできた者からすると,Pythonに戸惑うことも多いように感じます 。一番の違和感は,インデントでブロックを決定し,ブロックの終了文字や,文末の;(セミコロン)も不要であるという行儀の悪さです。しかし,慣れてくると,この方法は省エネプログラミング(ステップ数削減)に有効であることが理解できるようになりました。
著者の経験では,書籍を用いて新しいプログラミング言語を学ぶ場合に,構文の説明から始まる退屈なページに集中力が途切れることが多々ありました。しかし,本書はデータ構造とアルゴリズムに力点を置いて記述していますので,あまり退屈せずに読み進めることができると思います。また,多くの書籍のようにコードの断片のみでなく,動作するためのすべてのコードを記載していますので,自分の手でプログラムを作成し動作を確認することができます。その過程で,Pythonの記述力の高さと,コード量の少なさに驚くと思います。そして,本書の終盤になるとデータ構造とアルゴリズムの関係とPythonの理解が深まり,プログラミングができるようになった自分に気付くと思います。
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