移民の世界史

移民の世界史

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出版社
東京書籍
著者名
ロビン・コーエン , 小巻靖子
価格
2,860円(本体2,600円+税)
発行年月
2020年5月
判型
B5
ISBN
9784487812547

先史時代の出アフリカから、現代の移民にいたる「人類の大移動史」

・写真や地図、グラフが豊富な歴史社会学の本

本書では、
巡礼者、労働者、難民、探検家、亡命者、留学生、旅行者、退職者など、
「人の移動」を44のテーマに分けてみていき、その全体像をとらえていく。

・古生物学、人口統計学、地理学、社会学など、多くの学問の研究対象となる「人の移動」

「人の移動」は、
奴隷貿易のように強制的に行われるものもあれば、
新天地を求めて自発的に土地を離れる場合もある。
国家の独立や分離といった政治的な争いも「人の移動」の歴史に大いに関係する。

・現代における「人の移動」

「移民」は、内戦や、気候変動の影響で移住を余儀なくされる人びとばかりではない。
UAEをはじめとする中東諸国の労働力を担う東南アジア出身の未熟練労働者たちや、
ヨーロッパにおける移民は、仕事を求めて自ら移住を選んだ人びとである。
高い専門性を持った人材が国外に出ていってしまう「頭脳流出」の問題を抱えた国もあれば、
フィリピンのように失業率の低下や外貨獲得を目的として、国が「労働力」の輸出を推進するケースもあり、
移住の理由はさまざまである。

世界中の「移民」の歴史とこれからに迫る!

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