取り寄せ不可
せっかくのパーティなのに、エドニーは少しも楽しめなかった。
エスコート役を頼んだ知人にしつこく言い寄られ、
あまり事を荒立てないよう拒絶するのに四苦八苦していた。
とうとう強引にキスされそうになったとき、
どこからともなく現れた男性がエドニーを救い出してくれた。
長身で黒い髪、黒い目、洗練された雰囲気――
彼はエドニーを家へ送り届けると、慰めるような優しいキスをした。
なんだか夢みたいだったわ……。翌週、転職先のオフィスで、
エドニーは思いがけずあの男性の名前を知った。
サヴィル・クレイソーン――彼こそ、エドニーの新しいボスだった。
ボスと秘書の甘いオフィス・ロマンスを得意とするジェシカ・スティール。名前も知らないまま去った、白馬の騎士のような男性が、まさか転職先の上司だったなんて……。別れ際のキスを思い出してどぎまぎするエドニーのかわいらしさにご注目!
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。