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さりさりとかすかな音
剥がれる闇
その音のうえに手をかざしている
めぐりめぐっていつのまにかその手が風化する (「定点幻想」)。
めぐりつづける記憶と現在
「起点はたしかにあったのに/終点なく/ながれて消えた詩は/今むやみにわたしの腫瘍をかきむしる」(「終行に辿りつくのはいつ」)。くぐりぬけた体験から、今ここに〓みだすもの。
しなやかな練達の筆法で闇の深みに降りていく、11年ぶりの新詩集。装幀=井原由美子
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