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季語や五・七・五の規則にとらわれず、自身のリズム感を大事にした「自由律俳句」を詠んだ漂泊の詩人・種田山頭火。
個性あふれる句の数々は、寺院に安置される仏像や観音像より、路傍にひっそり置かれた地蔵のほうがよく似合う。
山頭火の名句と風合いのある地蔵の写真、そして叙情的なエスペラント語の訳を添えた一冊。
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