ウェイティング・バー

文春文庫

ウェイティング・バー

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出版社
文藝春秋
著者名
林真理子
価格
693円(本体630円+税)
発行年月
2020年5月
判型
文庫
ISBN
9784167914905

結婚式が終わった夜のバー。花婿が、披露宴の司会をした美女とグラスを傾けながら、花嫁を待っている。「あの時もそうだったわね」。親し気なふたりの会話はやがて、決して花嫁に知られてはならない過去の妖しい秘密に触れて――(表題作)。脛に傷もつ男女におとずれる恐怖の瞬間をとらえた、10の傑作短篇集。 解説・酒井順子


酒井順子氏絶賛!
「女は、怖い」のではない。
「怖いから、女」なのだ。

waiting bar――背筋も凍る名言

あなたの奥さんはいいコよ。
だけど話すことが何もないのよ。

背の低い男って、粘着質って
いうけど本当ね。

三カ月も淋しい思いをしたけど、
男はたやすく手に入るもの。

※文庫『怪談』の新装版です

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