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《彼ら「町の名士たち」は、金や権力を自分のために使うただの「金持ち」や「権力者」ではなく、自腹を切ってでも町に繁栄をもたらそうとする人々、すなわち地方自治の担い手を自認していました》(──第三章「村長・町長の時代」より)
大正期に高梁町長を勤め、伯備線誘致に尽力した名町長・荘直温(しょう・なおはる)の評伝。
明治維新と近代資本主義の激動に直面した町を支えた直温ら「地方自治の担い手」たちは、なぜそこまで町のために尽くすことができたのか。
そして今、彼らの事跡はなぜ忘れ去られてしまったのか。
荘直温という「個人の歩み」、庄(荘)一族という「人々の足跡」を縦軸に、源平合戦の時代から現代まで、放送大学教授(東京大学名誉教授)の社会経済学者が、徹底した現地踏査と史料精査を経て書き上げた備中900年の歴史。
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